スッポン大脱走!!
スッポンの飼育を始めて4ヶ月位の時に、脱走してしまった事がありました( ̄▽ ̄;)
この頃のタピオカの大きさは7センチ位で、ちょっと成長してきて、飼育にも慣れてきた頃でした。
2年半経った現在では、音がしても寝てるし、ほとんど砂に潜りませんがε-(´∀`; )
飼育4ヶ月のタピオカは、とても臆病でドアの音・足音・テレビの音などに警戒して、砂に潜ってしまってほとんど出てこない、エサも食べないという状態でした。
そのため、2階の静かな寝室で飼育しており、水槽内の温度が上がりすぎたり蒸れたりしないように夏場は蓋を半分開けていました。
脱走事件はそんな感じで飼育していたある日、起きました。
その日、午前中に水槽の掃除を済ませて、家族で食事に出かけました。
夕方帰ってきて夜になり、タピオカの水槽はいつも通り静かでした。この頃はいつも砂に潜りっぱなしだったので、姿が見えなくても夜中に泳いでいるのを知っていたので特に気にせず、水換えも済ませてあったので、エサを入れて就寝しました。
夜中にふと目を覚ますと、ある異変が…
普段ならタピオカがこっそり出てきてエサを食べたり、泳いだりする音がし始める時間になっても水槽は静かなまま・・・
ヒーターが故障して水温が低いから動かないのかな?と思い水温計を見ても28度でいつもと同じでした。
当時、水槽の底に細かい砂を敷いていて、歩いたり呼吸の為に水面に首を伸ばすと、砂に後が残るので、臆病すぎて直接見れない事が多かったタピオカの行動を察していました。
その日の砂は水換えをした時と同じで、砂は平らままでした。まさか深く潜り過ぎて出られなくなって窒息!?と不安になり、砂を掘ってタピオカを探すと…
いない!∑(゚Д゚)
その時、ようやく実は空っぽだったいつもと変わらない静かな水槽の異変に気付きました。
真夜中でしたが、部屋中の明かりをつけて大捜索を始めました。しかしその晩は見つからず朝になりました。
昼間家に居た家族に物音がしなかったか聞いたりしましたが、全く気がつかなかったとの事。
さらに耳をすませても、もともと臆病で動かず静かなタピオカの足音などは聞こえず、発見が難しかったため、余計に心配になりました。
昔飼育してたクサガメは脱走上手で、何故かいつも水槽に居ないし、甲羅干しをリビングや廊下の窓際でしていました。冬はコタツの中で発見される事もあり、なんかコタツに石が入ってるし・・・アレ?亀だ(゚∀゚)って事があったので、亀の脱走には割と慣れてました。
亀は足音もするし、日当たりのいいところや、人によって行く亀だったので発見しやすかったです。
しかし、スッポンの飼育も脱走も始めての事だったので、捜索はとても難しかったです。
それから毎日捜索していましたが、見つからないまま3日が過ぎてしまいました。
2階で飼育していたので、2階のどこかにいるはずなのにと探していました。そして何故か音も気配も無しです(T_T)
夏場とはいえ、そろそろ見つけないと本当に危ないと思い、脱走した亀やスッポンが行きそうな所をネットで調べてみました。(期待してなかったけど)
スッポンの脱走については情報がなかったのですが、ミドリガメやクサガメの脱走情報は見つかりました。
クサガメは脱走上手!などの情報はともかく、
ベランダから亀落下(´Д` )死亡!!
上から落ちてきて車のフロントガラスに突っ込んで割ったスッポン∑(゚Д゚)賠償問題に!
このスッポンの生死は不明…
など、不安を煽る情報を多数発見(T_T)
さらに検索すると、脱走した亀の多くが玄関の物陰や、下駄箱の下のスペースにいたという情報を発見しました!
まさかスッポンの子亀が2階から階段を降りて玄関の下駄箱の下にはいないだろう〜( ´∀`)
と思いながらも、2階の捜索を3日間行なっても発見できない状況だったので、試しに下駄箱の下の靴の下など探してみることにしました。
下駄箱下にあった箱をどかそうとしたら、その後ろに狭いスペースがありました。
なんとなく覗くと、ホコリがついた黄色くて丸いものが見えました。(落としたパンケーキ風)
汚れたゴムボールか何かかな?と思い手を伸ばすと・・・∑(゚Д゚)急にそれは口を開けて威嚇してきました!なんだこれは!
それは3日間ウロウロして、家のホコリをくっつけた
タピオカでした(*゚▽゚*)
薄暗い所だったのですぐには分からなかったのですが、情報通り玄関の下駄箱の下
から発見されました!
まさかの場所でした。7センチの子スッポンが水槽から脱走して、さらに誰にも見つからず素早く移動して2階から1階まで階段を降りて(途中カーブあり)音もなく下駄箱の下で過ごしていました( ̄▽ ̄;)
どなたか分かりませんが、亀は脱走すると下駄箱の下に向かう情報を発信してくれありがとうございます!(*^^*)
脱走事件の後撮影したタピオカ↓
とりあえずさっとホコリを流して水槽に戻すと、何事もなかったように砂に潜ってしまいました。もう少し再開の感動に浸りたいのに^_^
階段を降りたので、怪我がないか心配しましたが、ホコリがついてるだけで、エサもその後たくさん食べました。よかったよかった( ´∀`)
この脱走事件以来、水槽には穴を開けた蓋をしっかりとするようにしました。
そして、新たな発見もありました↓
・ずっと砂に潜ってて臆病でも脱走する
・静かに素早く歩ける
・階段を降りられる(どうやって降りるか不明)
・完全に気配を消せる(脱走時にはホント困る)
この時は怪我が無くてよかったですが、安全に飼育するためには、脱走されないケージがいかに大切か分かりました。
スッポンの手足には大きな水掻きがあるのに、素早く静かに行動し、更に階段も降ります(^^;;
スッポン飼育の際には脱走にご注意ください。