アルビノスッポンの飼育

ペットのアルビノスッポン タピオカについて紹介するブログです。

河童の正体は?!

UMAの正体に迫る!!みたいな番組が昔から好きでよく見ていました。

いつも調査中!とか分かり次第報告!で終わっちゃうんですが(^^;)今回はもしかして何か分かったのかも?と思いながら楽しんで見ちゃうので、それはそれで良いのかも。

目撃情報があった川や湖を捜索している時も見ていて面白くて、そこに生息する生き物を発見し、正体はこの生き物を見間違えたのか?みたいな展開がよくありますよね。

その可能性は高いけど、未発見の生き物がいたら良いな〜と思いながら楽しんでいます。

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有名なUMAであるネス湖ネッシーの正体を探るために、湖に住む生物のDNAを調べた結果、ナマズがたくさん生息している事が分かったというニュースを以前見ました。

ネス湖には大型の爬虫類が棲息するには餌となる生物が少なく、ナマズを見間違えた可能性が高いというのがこの調査の結果でした。

 

未知の大型爬虫類や、巨大スッポンがネッシーの正体ならいいなと思っていたので、ナマズを見間違えたかもしれないという結果は少し残念でしたが、ネッシーを目撃したという情報の多くは地元住民やネス湖の漁師ではなく、観光客などのあまりその場所をよく知らない人が多い事が興味深いと思いました。

 

自然の中に住む生物の様子は図鑑やテレビで見るものとは違い、個体差や環境で見え方が大きく異なるし、知識として知っている生物でも実物を見てすぐにその生物の特徴から種類を判別する事は、動物に興味がある人でも難しいと思います。

自然の中で暮らす生物の多くは目立たないように体の色は保護色をしていて、全体像が分かりにくい事が多いし個体差もあるのでUMAの正体のいくつかは既知動物の誤認とされているのも納得です。

アップで見たタピオカの甲羅のお尻側は見慣れていても不思議な見た目をしています。

タピオカ以外のスッポンを自然の中で見ても、すぐにスッポンって気付かないかも。

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この既知の動物の誤認ですが、既知と言っても全ての人にとってでは無いので、その生き物をよく知っている人が見た時と知らない人が見た時ではかなり印象が異なる生き物がたくさんいると思います。

例えばスッポンとか(^^)

 

スッポンは亀よりもしっかり姿形を見たことが無くて実際はよく知らない人って結構いると思いませんか?

スッポンの特徴は長い鼻、表面と縁が柔らかい甲羅、水かきと爪がある手足などですが、私はスッポンのタピオカを飼育するまで正確にスッポンの特徴を知りませんでした。

ちなみにスッポンは爬虫類では珍しく唇があります。

 

飼育を始めて最初に気付いたのは、鼻が長い事です。今までは口先が長く尖っていると思っていたので、鼻がシュノーケルのように長くなっていて水面にちょっと出して呼吸をする様子を見た時には驚きました。

スッポンの鼻は長いなんて情報、そんなに一般的に聞かないし。

餌を食べる時には当然口を開けて食べるので、長いのは鼻で口が長い訳じゃないんだな〜なんて思いながら小さなスッポンが餌を食べる所を観察していました。

以前クサガメを10年くらい飼育していましたが、スッポンは亀と似ている部分もあるけど全く違う特徴や習性もあります。

例えば、砂に潜るのが得意でそのまま寝ちゃう事が多いとか、体だけ砂に潜ったまま首だけ伸ばして呼吸したり餌を食べるとか。

とても早く泳げるかと思えば、亀の仲間でも陸上を走るのが速いとか、想像を超える能力を持っています。

亀を見慣れていてもスッポンを飼育し始めてようやく気づく事もあるので、初めてスッポンを池などで見かけたら不思議な生き物に見えるかも知れません。

見た目だけでなく、スッポンの意外な素早い動きを目撃しても謎の生物に見えるかも。

夜行性のスッポンが池のそばで甲羅干しをしている時に人の気配に驚いて陸地を走って逃げて池に飛び込んだりしたら、その正体が亀の仲間のスッポンとは思わないかもしれません。

スッポンが走るって知らない人なら尚更、夜池にいた素早く動く水掻きとクチバシ、甲羅のある謎の生き物だと思うはずです。

 

ということは、スッポンの特徴を持ったUMAの正体の一部はスッポンかも知れません。

スッポンの色は茶色に近い緑色、オリーブグリーンなどと表現されますが、河童の特徴は緑色の皮膚に甲羅、水掻きのある手足、クチバシと頭にお皿のようなものがある等ですよね。

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タピオカが甲羅干しをする時、よく足を伸ばしているんですが、その足がだんだん河童に見えてきました。本物の河童を見た事が無いのに、きっとこんな感じかな?!という見た目をしています。河童の手のミイラってこんな感じだったような(^^;)

 

未知の生物って言っても見たことのある動物の特徴と結びつけてしまって本当の特徴が伝わらなかったり、知っているはずの動物なのに周囲の環境や状況、生物の個体差や目撃した体の部位などによって未知の生物だと思ってしまったり。

 

本物の未確認生物の情報が入ってくれば良いのにな〜正体は巨大スッポンでした!って報告も良いな〜と思いながら、タピオカのお散歩する様子を見るのが最近の楽しみになっています。

 

ネッシーの正体がナマズの見間違いかも知れないと分かり、次は河童の正体がスッポンだと思いたい飼い主でした。