甲羅干し
スッポンも爬虫類のため、体温調節や皮膚を健康に保つために、日光を浴びて甲羅干しをします。・・・いや、するはずです(^_^;)
図鑑やスッポンの生態について書かれたサイトをにも、飼育で大切なことは水質管理と日光浴!
と書かれていました。
スッポンは亀と違う部分はあるけど、日光浴して甲羅干しするのは一緒なんだなーと思い、吸盤付きの石鹸置きで甲羅干し用の陸場を作っていました。
下に潜って隠れたりしていたので、そのうち上に登って甲羅干しするかな〜と思ってました。
しかし!タピオカは飼育を始めて2年半の間、
一度も甲羅干しをした事がありません(T_T)
アルビノのため、長時間日光に当たるのは良くないので、体を乾かすだけの甲羅干しくらいはしてほしいのですが、全くしません!
甲羅干し用の陸場が気に入らないのか、大きさがいけないのか、素材が悪いのかと思い、いろいろ試行錯誤しました↓ε-(´∀`; )
〈陸場1号〉
素材
・100均の吸盤付き石鹸置き(平らなやつ)
・100均のフロアマット(2枚セットのパズルみたいに組み合わせられるやつ)
・ビニールヒモ
作り方
石鹸置きに、ハサミで適度な大きさ(水槽内の半分以下のサイズ位)にカットしたフロアマットに穴を開けてビニールヒモで石鹸置きの穴等に通して縛り、固定する。
メリット
材料が安い。スッポンの大きさに合わせて大きさを変えられる。吸盤を水槽の壁に貼り付けるので、泳ぐスペースを確保しつつ陸場が設置できる。
デメリット
吸盤の吸着力が無くなるのが早い。スッポンが本気を出すと壊れる。
〈陸場2号〉
素材
人工芝、小さいプラスチック性の棚
作り方
人工芝を適度な大きさにカットする。角があれば切り取って丸くする。
ちょっと調味料や小物を乗せるような小さい棚?とにかく水に入れれば陸場になるもの。に人工芝を上に乗せてヒモなどで固定する。
メリット
人工芝が水はけの良い陸場兼隠れ家にあり、滑りにくいので登りやすい。
プラスチック性の棚を水槽内に入れるので、吸盤式のように吸着力の低下の心配がない。
デメリット
お肌がデリケートなスッポンは、人工芝の質感があまり好きじゃなくて触らないw
棚のため、水槽内の泳ぐスペースが少し狭くなる。棚の足?柱?部分が邪魔。
↑素材や大きさ、形を変えて1.2号の改良版をいくつか作りました。
亀の飼育用品として販売されている岩の型の洞窟や、浮島、吸盤式の陸場などもいくつか試してみました。
市販の磁石で固定するタイプの陸場の下に隠れてるタピオカ↓
吸盤式の陸場の下にいるタピオカ↓
しかし、どれを使っても(´∀`; )
甲羅干しをしませんでした!
甲羅干ししないと皮膚病になるとか、健全な発育が!という情報をみかけますが、今のところ健康な様子です。甲羅干しをちゃんとしてても病気になる個体もいるようですし、きちんと水換えと底砂を掃除をして、甲羅が汚れたらスポンジで洗うように気をつけていれば、必ずしも甲羅干しを必要としないのかも知れません。
全ての個体が同じ習性という訳ではないので、飼育している個体それぞれに合った方法で飼育すれば良いのかな?と思ったら、甲羅干ししない事も気にならなくなりました。
よく観察して、飼育情報と飼育している個体の行動に違いがあっても、例外もある、そういう個体が多いようだけど、違うやつもいる!みたいな解釈の方がちょうど良い気がします。
もちろん、水質や水温、底砂などの環境を整えた上でです。
それぞれの個体に適した方法で飼育できるように環境を整えてあげることが一番だと思います(^ ^)