アルビノスッポンの飼育

ペットのアルビノスッポン タピオカについて紹介するブログです。

怒らせない持ち方

スッポンを飼育していると必ずやる事の一つ。

それはスッポン本体を持つ事、持ち上げる事です。

 

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水槽の掃除や水替えの時、水槽へ戻す時、脱走後に捕獲する時・・・等々。

亀やスッポンは撫でたり抱っこしたり、ブラッシングやシャンプーをしないので、犬や猫ほど多くはないですが、スッポンを飼育する上で持ち上げる事は意外と多いです。

 

スッポンを飼育するようになって大変だった事の一つが、スッポンを安全に持ち上げられて、自分の手を守る持ち方を見つける事です。

以前、スッポンの持ち方が成長に伴って変わっていった事を書きましたが、人に慣れたスッポンの方が大胆に攻めてきて持ちづらく大変です。

持ち方が悪くて怒らせてしまうと、噛みつこうと暴れて足の爪で引っ掻かれてしまった事もありました。

落とさないように気を付けていても、手を引っ掻かれたり、噛み付かれたりしたら落としてしまうかも知れないし、お互いに怪我をする事があるので危険です。

そのため、スッポンも飼い主も安全に持つために必要な事は、スッポンを怒らせないような持ち方をする事だと気が付きました。

 

スッポンが暴れてしまうような持ち方をしていた頃は、とにかく落とさないようにしっかりと持つ事を意識し過ぎて、指先に力を入れて甲羅側とお腹側を挟むように後側から持っていました。

亀と比べてツルツルしたゴムのような質感のスッポンをしっかり持とうとして力が入ってしまっていましたᕦ(ò_óˇ)ᕤ

 

以前クサガメを飼育していたのですが、持つ時は力加減などはあまり気にせず、甲羅の横を両手で持って持ち上げていました。

大人しい性格だった事もあり、特に嫌がる様子も無かったので亀の持ち方や力加減について考える事はありませんでした。

 

しかしスッポンを持つとなると、工夫が必要でした。

小さな頃でさえ、手のひらに乗せたりするとコソコソ前進して指の腹に噛み付かれた事もありました💦

少し大きくなると、首を伸ばして噛みつこうと攻めてくるので、後側を持つようになり、そうすると今度は足の爪で手を引っ掻かれるようになり、引っ掻かれないように甲羅側とお腹側を手で挟むようにして持つようになると、怒って手足をバタバタさせて落としそうになったり・・・ε-(´∀`; )

 

安全な持ち方を見つけたと思っていた、両手で甲羅とお腹側を挟む持ち方も、スッポンを怒らせて持ち上げている時にバタバタ暴れる事があり、一度落としてしまった事があったので困っていました。

 

ある時、何となく右手を広げて手のひらをお腹側へ当てて、左手は甲羅側に優しく添えるだけ🏀で持ち上げた事がありました。

指先でしっかりと持たずに持ち上げてしまったので、今暴れだしたら滑って落としてしまうかも?と心配になったのですが、不思議な事にいつも触られると暴れていたタピオカが大人しくしています。

体調不良とか?寒いのかな?と思いつつ浴槽へ放すと元気に泳いでいました。

 

その後も、指先で持たずに手のひらに乗せて力を入れずに持ち上げるようにすると、暴れる事もなく安全に持ち上げる事ができました。

 

スッポンは亀と違い、甲羅の背中側もお腹側も皮膚で覆われているので、爪と同じような成分の甲羅の亀より触られた時の感覚がより敏感で、指先に力を入れて持ってしまうと嫌がって暴れていたのかも知れません。

怒っている様子だったので噛まれていると思っていたのかも?😅ごめんよタピオカ。

スベスベ甲羅だから落とさないようにしっかり持とうとして強く持ちすぎたかも( ̄∀ ̄)

 

力を入れずに手のひらに乗せるだけの持ち方に変えてからは、怒らせる事が無くなり、お互いに安全に過ごせるようになりました👍

 

タピオカを怒らせない持ち方に気が付いてからは、何でこの持ち方をしなかったのかと思いましたが、亀と同じ力加減で良いと思っていたし、落とさないようにしっかり持たなきゃ、とかスベスベ甲羅を持つには滑らないように指先に力を入れて持たないと!と思って持っていたので、タピオカの様子を見て試行錯誤しながらじゃないと分からなかった持ち方でした。

 

500円玉くらいの大きさから30センチを超えるサイズの今に至るまでの4年間、持ち上げるだけでも、いろんなやり方を試してようやく安全に持てると思ったら、タピオカにとっては不快な持ち方だったりと、まだまだ改善しなくてはならない事が新しく見つかるスッポン飼育。

 

スッポンの飼育についていろんな情報があるけど、持ち方一つでも実際に経験してみないと分からない事でした。

これからも新たな発見を楽しみながら、タピオカの飼育をしたいなと思いました。

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タピオカを怒らせない持ち方についてでした。