アルビノスッポンの飼育

ペットのアルビノスッポン タピオカについて紹介するブログです。

眩しい?そうでもない?

アルビノの動物は弱視で光を眩しく感じる事が多いと聞きますが、実際にはメラニン色素の度合いによって、かなり個体差があるみたいです。

アルビノのイルカが水槽で泳ぐ時、眩しくていつも目をつぶっているので、屋根付の水槽へ引っ越したら、目を開けられるように!

視力が弱いので、餌の時は水面を叩いて音を出して呼んでいる。という情報をネットで見たことがあり、アルビノの動物は眩しいのが苦手で弱視だと思っていました。

 

そういった事もあり、日光浴が好きな亀の仲間のスッポンも、きっと日光浴が好きで、アルビノの個体は日光浴をしたくても、あまりしない方が良いのかよく分からなかったため、アルビノの個体を飼育するか迷っていました。

 

ある時お土産としてプレゼントされたアルビノスッポンのタピオカが我が家へやってきて、飼育がスタートしたわけですが、想像とは全然違いました。

アルビノスッポンの飼育で予想外だった事↓

 

1.スッポンだけど日光浴が嫌い

スッポンも亀程でなくても、日光浴が好きと図鑑には書かれていました。個体差はありますが、タピオカの場合は、そもそも水から出ないし、陸場があれば下に潜り込み、決して上には上がりません。

いくつ使わない陸場を用意したことか💦

小さい頃は陸に上がらず砂からも出てこなかったため、日光浴が好きなのに眩しいのが苦手で出てこられないと思っていました。

そのため水槽の半分くらいはいつも布をかけて暗くしていました。

ホントは日光浴が好きじゃなくてやらないだけって気付いたのですが、アルビノなので長時間日に当たらない方が良いと思うので、日光浴したいのに出来ないよりは良いですけどね。

 

2.明るい所が結構好き

砂に潜ってばかりの時期を過ぎると、今度は明るい所にいる事が多くなりました。

寝る時にわざわざ明るい所の隅で寝るのは意外でした。むしろ暗い所へあまり行かないので、今は保温の為に水槽の半分に布をかけている状態です。

明るい所も今では平気みたいです。

 

3.眩しい?眩しくない?

アルビノの生き物は、色素が無かったり薄かったりするため、眼球内の色素も薄く、光が入ると乱反射して、極度の眩しさを感じる事があるそうです。

タピオカは赤みがかった目の色をしているので、色素が薄くて眩しいのかな?と思っていましたが・・・そういえば、明るい所で寝るし、明るい場所で景色を見ているような?

個体差もあると思いますが、屋内で飼育している分には多少の明るさは大丈夫みたいです。

f:id:tapioka-suppon:20200130194014j:plain

 

明るい所をしっかり見ていますね↑

頑張って暗くしていた時期もありましたが、心配するほどは眩しくないみたいです(*´∀`*)

 

アルビノスッポンを飼育する前は、アルビノの個体は直射日光厳禁で、視力や光に弱いという印象を持っていました。

しかし、どのくらい視力が弱いのか、日光もどの程度なら大丈夫なのか、日光浴が好きか嫌いか、やらなくても大丈夫なのか?など分からない事だらけだったのが、実際飼育してみて分かった事は、アルビノも心配する程弱くなくて、逞しいという事です。

 

確かに小さな頃は、餌をなかなか見つけられず、見つけても上手に食べれない事が多かったけれど、今では確実にバクっと狙い通り餌を食べられるようになりました。

臆病で夜しか砂から出てこなかったのに、今では堂々と光の下でお昼寝をしたり景色を見るようになりました。

 

浴槽で水流を作ると素早い動きで追いかけられるようになり、動くものに敏感に反応して正確に噛みつく事ができます(^◇^;)実に恐ろしい💦

アルビノもそうでない個体も、スッポンの殺傷力の高い顎には要注意です。

アルビノの個体は、そうでない個体よりも体質的に弱いという事をよく聞きますが、子亀の頃はアルビノでない子亀も弱い事が多いし、餌も上手に食べられない事もあります。

視力が弱かったり日光に弱かったりする事もありますが、このくらいなら個体差の範囲内だと思うので、飼育はほとんどアルビノで無い亀と変わりないように感じました。

日光浴も自分でやりたい時にやれば良いし、どんな亀も日光浴の時には日陰は必ず用意するし。

 

思っていたよりもずっとたくましいアルビノスッポンでした。

f:id:tapioka-suppon:20200208112644j:plain