アルビノスッポンの飼育

ペットのアルビノスッポン タピオカについて紹介するブログです。

甲羅磨き

今回はスッポンの甲羅磨きについてです。

スッポンの甲羅といえば、柔らかい!という亀との違いを象徴する特徴があります。

私もスッポンといえば尖った口(鼻が長いと後から知った)・柔らかい甲羅と思っていました。

柔らかいと言っても、どのくらい、どの範囲って事は飼育するまで全然知りませんでした。

 

甲羅を上から触った感じは、硬くて平べったい板の上に、ゴムのような、鱗の無い魚の皮膚ってこんな感じ?というような、イルカもこんな感じかな?( ̄▽ ̄)というような質感の薄い皮膚が覆っているような感じです。

甲羅の大部分は表面は柔らかい皮膚だけど、その下には硬い甲羅の骨があるので、それほど柔らかいという感じではありません。

でも、お尻側の甲羅の左右の縁はエンペラと言って骨がなく柔らかくてフニャっとしています。エイやカレイのヒレみたいに平べったくて、持ち上げる時にこの縁を少し持ち上げてから、腹部と甲羅を手のひらで挟むようにして持ち上げています。

 

個体差がありますが、甲羅の後ろ側と首付近にはブツブツがあります。

最初ニキビかと思ったw

 

甲羅干しは、この甲羅乾かして皮膚病を予防したり体温調節のために行うのですが、甲羅についた汚れは落とせないので、たまに磨く必要があります。

野性のスッポンは、池の底にある砂利や泥砂に潜って進む事で自然と甲羅が磨かれるみたいですが、飼育しているスッポンはそれほど広いスペースを砂利に潜りながら進んだり出来ないので、水垢や食べ残しの餌が水に溶けて甲羅に付着する事があるためです。

 

タピオカが小さかった頃は、とても臆病でしょっちゅう砂に潜っていました。

その潜り方がかわいくて(´∀`*)水換え後に水槽に戻すと必ずやっていたので、よく観察していました。急いで前足をバタバタさせて砂に頭を入れて前進し、砂の中に入るとザリザリ音をさせて進み、適度な深さに潜ると最後に素早くお尻を左右に振って表面の砂を平にし、ちょっと出ていたお尻を砂で隠します。

その場所だけ砂の表面が平になってても進んだ後ろ側が筋になっててどの辺に潜ってるかわかってしまうので、水換えの時にはこの筋の先にある平な部分を探して掘り起こしてました。

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甲羅を磨いてやらなくても、砂が甲羅の汚れを落としてくれるのか、綺麗に保たれていて楽でした。

しかし、この動きをするにはスッポンの体が完全に埋まる量の砂を水槽の底に敷く必要があります。小さい頃ならともかく、大きくなった今は重くて管理が大変なため、歩きやすくするために少し敷いてる程度です。

 

そのため、甲羅がヌルヌルしてきたり、汚れがついて来たら甲羅磨きをする必要があります。

レプトミンスーパーというエサを与えているのですが、エビが入っているためか赤い色をしています。食べ残して水が汚れると赤い水になり、タピオカは黄色い色をしているので、それが甲羅に着くと結構目立つので、汚れてきたら柔らかいスポンジで軽く甲羅を磨いています。

 

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振り向いて嚙みつこうとしてくるので、ヒットアンドアウェイで磨きます!(°▽°)

そうするとヌルヌルしたものも取れるので、甲羅を触っても滑りにくくなるので、水換えの際に持ち上げる時も安全に持てます。

皮膚病を防ぐためにも、甲羅磨きをたまに行った方が良いと思います。

それに、気のせいかも知れませんが、甲羅磨きをした日はいつもより早く寝ちゃう気がします。スッキリして気分よく寝ちゃうのか、いつも背中が痒くて眠れないのかは分かりませんが^^;

不機嫌で不眠のスッポンには甲羅磨きをオススメします^_^

スッポンの甲羅磨きについてでした。