アルビノスッポンの飼育

ペットのアルビノスッポン タピオカについて紹介するブログです。

変温動物のスッポン

スッポンは亀の仲間なので、亀と同じ爬虫類で変温動物です。

変温動物とは、外部の温度によって体温が変化する動物の事とされています。

そのため、タピオカが快適に過ごせるように水中ヒーターを使って水温を28度に保っています。変温動物という事は、水温が28度ならタピオカの体温も28度くらいに保たれていて、寒い場所へ出てしまったら、外気温と同じくらいに下がってしまうという事だと思っていました。

でも低い水温にも割と強い種類の亀(ミドリガメクサガメ)もいるのはなぜ?という疑問がありました。

住んでいる場所に適応しているからとは言え、同じ爬虫類なら外気温にかなり影響されて、体温が下がりすぎたら活動するのは難しいんじゃないかな?と思っていました。

タピオカは寒い時期の今も散歩をしたがります。水中ヒーターが付いているのでタピオカは今が真冬だなんて知らないし、暇つぶしにお散歩したいみたいで、土日に飼い主がリビングに居るのを見つけると、家に居るんなら出してくれ!とアピールしてきます。

ストーブをつけて室温を20度くらいにしてから散歩するようにしていますが、フローリングは冷たいし、長時間散歩すると体もだんだんと冷えてしまうと思って、冬の散歩時間は長くても一時間くらいにしています。

 

タピオカがそれよりも早く水槽へ戻りたそうな時は早く戻しますが、逆にまだまだお散歩したい!といつもより長めにお散歩した日がありました。

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↑登れませんでした(^_^;)

お散歩中に必ず登るお魚スツール↓

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こたつに入ってみたり

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一時間半くらいリビングをテクテクあるいて、隙間に首を入れて中をチェックしてみたり、スツールに登って落ちてを繰り返している間に水槽の掃除をして、28度くらいの水を入れてタピオカを迎えに行きました。

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タピオカを持ち上げるために、お腹側の甲羅を手のひらに乗せた時にタピオカの体があまり冷たくない事に気が付きました。

人間の体温よりは低いけど、背中側の甲羅の表面もほんのり温かく感じました。

 

亀を飼育していた頃は、触る機会があっても甲羅の上からだったので、あまり亀の体温を感じる事がなかったんですが、タピオカはスッポンのため、甲羅の表面が皮膚で覆われているので体温が伝わってきたんだと思います。

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水槽から出してすぐは水中ヒーターで温まっているのでポカポカしているけど、一時間半も部屋散歩をした後も温かい事に驚きました。

 

タピオカはぽっちゃり体型なので脂肪を蓄えているし、ある程度は保温効果があって、更に爬虫類も運動によって少し体温が上がるみたいです。

ある程度までは日光やヒーターで体を温めて、その後は保温しつつ動いて体温を維持して、冷えたらまた温めて活動するのかな。

爬虫類は冷たい体温で活動しているようなイメージがあったけど、体を温めて保温しながら活動して体温を維持して、冷えたら温めるを繰り返しているなら、思っていたより体温が低いわけじゃない事に気付きました。

 

池で見かけた低い水温で活動するミドリガメは、日光で体を温めて保温しつつ運動で体温を上げていたから、活発に活動していたのかな。

 

爬虫類の飼育には体を温める場所と、日陰や涼しい場所の二つが必要で、好きな場所を選んで移動できるような環境を用意する必要があるという事を知識として知っていましたが、体温をちょうど良い温度に保つためにとても大事な事なんだなと思いました。

 

寒い時期はタピオカを冷やさないように気を付けてきましたが、寒い時期にお散歩した事で新たな発見がありました。

パネルヒーターなどでリビングでもタピオカがゆっくり温まる事ができる場所を用意すれば、寒い時期も快適にお散歩できるかも知れません。

リビングでのお散歩を快適にするために改善して行きたいと思います。