アルビノスッポンの飼育

ペットのアルビノスッポン タピオカについて紹介するブログです。

スッポンの運動

今回はスッポンの運動についてです!

亀を飼育していた時も思ったのですが、どんな環境で、どのくらい運動させるのが健康に良いのでしょうか?

亀やスッポンは、じっとしていることも多いですが、動く時は結構動きます(((o(*゚▽゚*)o)))

 

以前テレビで、野生のイシガメはかなり広範囲を移動して、落ち葉や生き物の死骸、畑のトマトなども食べている様子が紹介されていました。なので、のんびりしたイメージの亀やスッポンも意外とよく動く事から、狭い飼育環境でストレスを感じているかもしれません。

 

そこで、スッポンの健康のためにも適度な運動が必要だ!と思ったものの、実は結構難しいんです(^^;;

なぜなら、スッポンはミドリガメクサガメなどのヌマガメよりは水中生活に適用していますが、スッポンモドキやウミガメほど完全な水生って訳でもないんです。

手足にも適用している環境が現れていて、前側三本の指には鋭い爪があり、陸での移動や穴掘りに適していて、後ろの指二本は大きな水かきになっておりヌマガメよりも素早く長時間泳ぐ事ができます。

でも、あまり深い水深の水槽では、楽に上がれる陸場があれば良いのですが、疲れてくると息継ぎが大変そうですし、溺れる可能性があると飼育書にも書かれていることから、スイスイ泳げる魚を飼育するような、たっぷりの水の水槽で常に飼育はしない方が良いと思います。個体差はあると思いますが。

それなら外へ出してあげれば陸亀みたいにたくさん歩くかと思ったら、臆病なため暗い隙間に隠れて出て来なくなり運動にならない。その上、危険な事にコンセントの差し込み口がお気に入りらしく爪を入れようとしたり鼻先を入れようとします( ̄▽ ̄)小エビが住んでると思ってるのか。水かきのある手足なので、動きは早いけど、ちょっと動きづらそうです。

 

そうかと言って、いつもの浅めの水深で広いスペースで遊ばせようにも、普段と変わらないのかボーとしていて運動にならない(-。-;

じゃあ運動は要らないのかと思ったら、脱走したがるし便秘気味なのでやはり運動不足のようです。それに、甲羅の表面も足回りもムチムチになってきたので肥満気味です(´∀`*)

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なんとか適度な運動をさせなければ!

そこでいろいろ試して行き着いた方法が、お風呂の残り湯(30度位に冷めた)で一時間くらい様子を見ながら泳がせてあげる運動方法です。

 

浴槽なら深いので脱走の危険も無いし、水量の調節も簡単です。

水面に浮けば足は着かないけど、壁に沿って立ち上がれば少し足が着くくらいの深さにしました。

屋内なので、野良猫やカラスに攻撃される心配も無いし、すぐに様子を見れます。

人によっては嫌かもしれないですが、浴槽はどうせよく洗うからいいかなーと思います。

池を管理するよりずっと簡単だし節水にもなるし( ̄▽ ̄)

 

お風呂で泳いでるタピオカの様子です↓

 

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疲れ過ぎる前に様子を見ていつもの浅い水槽へ戻します。

この運動方法を試したところ、温浴のため便秘も解消され、水槽に戻してしばらくするとよく寝るようになりました。以前は体力が余っていたのか、いつまでも起きてて暴れたりボーとしてましたが、適度に運動不足が解消できたのか、泳いだ後はぐっすり寝るという習慣になりました。そのためか以前より餌もよく食べてよく動くようになりました。

少し泳ぐ時間を長めにした事があったのですが、なんとお風呂の栓を抜いてしまう事件が発生しましたΣ( ̄。 ̄ノ)ノ

あのヒラヒラした手足でどうやって?

その瞬間はいまだに見れていませんが、大体一時間以上泳いだ頃に栓を抜いてくれます(^^;)

なので運動時間は1時間以内にしています。

水の無い浴槽内でボー然としているタピオカを見るのもかわいいのですが、そういう時はいつも不機嫌なので、噛まれないように注意して水槽へ戻します。

スッポンは水陸両用な所もあるけど、どちらかに偏り過ぎるとうまく運動できないので、意外と難しいスッポンの運動についてでした。