アルビノスッポンの飼育

ペットのアルビノスッポン タピオカについて紹介するブログです。

便利なするどい爪

スッポンの指は3本という情報もありますが、人間の親指、人差し指、中指にあたる3本の指には鋭い爪があって、薬指、小指の部分は爪がなくて水かきがあります。

指の骨を見ると5本あるので、スッポンの指は5本あって、爪があるのが3本です。

足の指も同様です。

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この爪がかなり鋭くて(^_^;)引っかかれると、猫に引っ掻かれたみたいな傷になる事もあり、ちょっと引っ掻かれただけでも結構痛いです。

スッポンといえば、噛みつき攻撃が危険と言われる事が多いですが、口が届かないだろうと思って甲羅の横を持とうとすると、足の爪で引っ掻かれます。

お腹側の甲羅が小さめなので、足の可動域が以外と広くら甲羅の真横を手で持つと引っ掻かれます。

足が届かない様に甲羅の前の方を持つと、当然前足で引っ掻き攻撃をしてくるか、噛みつき攻撃がきます。

攻撃的な防衛戦をするのがスッポンです。

持つ時はお腹側に手のひらを当てて、もう片方の手で背中側の甲羅に手のひらをあてるように挟んで持つと安全です。

タピオカは唯一この持ち方の時だけ大人しく運ばれてくれます。

 

スッポンのするどい爪は、噛みつき攻撃が届かない時の武器としても使う他に、陸上での移動でも使います。

部屋散歩の時に高い所へ登る際にも、この爪を使います。

その様子です↓

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タツに登ろうとしている所です(^^;)

タピオカ・・・なんか別の生き物みたいです。

右手でスツールを掴んで、左手はテーブルを掴みたいけど、滑ってしまうのでこのまましばらく頑張っていました。足はコタツ布団にしっかり引っ掛けています。

最後は落ちてしまったので、下で待機していて甲羅を支えてキャッチしました。

居るならなんでお尻を押してテーブルに登らせてくれないのさ?と不満そうでした。

テーブルには登って欲しくないんだってば。

 

お魚スツールの表面は、するどい爪によりこの状態です↓

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しっかり捕まるためには、このくらいガッツリ爪を刺さないとって事ですね💦

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↑ガッツリ爪を刺している所。

 

でもこの爪にも弱点があって、刺さらない場所、ツルツルした場所では滑ってしまい登れません。

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テーブルに登りたくても、爪が引っ掛けられないので首を伸ばしている所です。

ツルツル素材は登れないので、脱走防止にはこういう素材を使うと良いですね!

 

このようにスッポンの爪は危険で便利なので、飼育する時は怪我と脱走に気をつけないと行けないですね。

引っ掻き攻撃も命中率が高いので、気を付けた方がいいですよ。手足をバタバタして、掴んでいる手の位置を確認してから一気に引っ掻いてきます。なかなか計算高いです。噛みつき攻撃と同様に注意が必要です。

 

スッポンはかわいいですが、攻撃する時は容赦ないので、飼育には注意が必要という事が、大きく成長したスッポンを飼育していて日々感じます。

スッポンを運んでいる時に引っ掛かれても、落とさない根性が必要な時もあります😅

 

スッポンの便利で危険なするどい爪についてでした。